ポルトガルGP(2020) F1第12戦。ポルトガルGP(2020)のフリー走行・予選・決勝結果をお伝えします。
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ちなみに今回のサーキットは、今年あるあるのいつも走るコースと違います!
そもそも、ポルトガルGPって何年振りなんだ?
さらに、今回走るアルガルヴェ・サーキットは初開催の地!
不確定要素がどんな演出をしてくれるのか?
・・・まあ、メルセデス断トツは変わらないだろうけど(泣)
それでは、ポルトガルGP(2020)フリー走行1回目からです!
<フリー走行1回>
順位 | ドライバー/チーム | タイム |
1位 | ボッタス/メルセデス | 1’18.410 |
2位 | ハミルトン/メルセデス | 1’18.749 |
3位 | フェルスタッペン/レッドブル・ホンダ | 1’19.191 |
4位 | ルクレール/フェラーリ | 1’19.309 |
5位 | アルボン/レッドブル・ホンダ | 1’19.365 |
6位 | サインツJr./マクラーレン | 1’19.441 |
7位 | ペレス/レーシングポイント | 1’19.907 |
8位 | ライコネン/アルファロメオ | 1’19.954 |
9位 | リカルド/ルノー | 1’20.058 |
10位 | ガスリー/アルファタウリ | 1’20.124 |
11位 | ベッテル/フェラーリ | 1’20.200 |
12位 | ノリス/マクラーレン | 1’20.207 |
13位 | クビアト/アルファタウリ | 1’20.278 |
14位 | マグヌッセン/ハース | 1’20.846 |
15位 | ストロール/レーシングポイント | 1’20.954 |
16位 | ジョビナッツィ/アルファロメオ | 1’21.009 |
17位 | グロージャン/ハース | 1’21.169 |
18位 | ラッセル/ウィリアムズ | 1’21.374 |
19位 | オコン/ルノー | 1’21.673 |
20位 | ラティフィ/ウィリアムズ | 1’22.054 |
ポルトガルGP(2020):フリー走行1回目。
ポルトガルGP(2020):フリー走行2回目の結果です!
<フリー走行2回目>
順位 | ドライバー/チーム | タイム |
1位 | ボッタス/メルセデス | 1’17.940 |
2位 | フェルスタッペン/レッドブル・ホンダ | 1’18.535 |
3位 | ノリス/マクラーレン | 1’18.743 |
4位 | ルクレール/フェラーリ | 1’18.838 |
5位 | サインツJr./マクラーレン | 1’19.113 |
6位 | ベッテル/フェラーリ | 1’19.175 |
7位 | ガスリー/アルファタウリ | 1’19.178 |
8位 | ハミルトン/メルセデス | 1’19.308 |
9位 | オコン/ルノー | 1’19.496 |
10位 | アルボン/レッドブル・ホンダ | 1’19.643 |
11位 | ラッセル/ウィリアムズ | 1’19.821 |
12位 | ペレス/レーシングポイント | 1’19.901 |
13位 | リカルド/ルノー | 1’19.987 |
14位 | ラティフィ/ウィリアムズ | 1’20.465 |
15位 | ライコネン/アルファロメオ | 1’20.490 |
16位 | マグヌッセン/ハース | 1’20.680 |
17位 | クビアト/アルファタウリ | 1’20.729 |
18位 | グロージャン/ハース | 1’20.867 |
19位 | ストロール/レーシングポイント | 1’20.983 |
20位 | ジョビナッツィ/アルファロメオ | 1’21.396 |
ポルトガルGP(2020):フリー走行2回目。
ポルトガルGP(2020):フリー走行3回目の結果です!
<フリー走行3回目>
順位 | ドライバー/チーム | タイム |
1位 | ボッタス/メルセデス | 1’16.654 |
2位 | ハミルトン/メルセデス | 1’16.680 |
3位 | フェルスタッペン/レッドブル・ホンダ | 1’16.812 |
4位 | ガスリー/アルファタウリ | 1’16.930 |
5位 | アルボン/レッドブル・ホンダ | 1’17.117 |
6位 | ルクレール/フェラーリ | 1’17.229 |
7位 | サインツJr./マクラーレン | 1’17.238 |
8位 | ペレス/レーシングポイント | 1’17.297 |
9位 | ノリス/マクラーレン | 1’17.478 |
10位 | オコン/ルノー | 1’17.666 |
11位 | ベッテル/フェラーリ | 1’17.685 |
12位 | クビアト/アルファタウリ | 1’17.720 |
13位 | ライコネン/アルファロメオ | 1’17.922 |
14位 | リカルド/ルノー | 1’17.935 |
15位 | ラッセル/ウィリアムズ | 1’18.032 |
16位 | ストロール/レーシングポイント | 1’18.100 |
17位 | ジョビナッツィ/アルファロメオ | 1’18.201 |
18位 | マグヌッセン/ハース | 1’18.287 |
19位 | ラティフィ/ウィリアムズ | 1’18.397 |
20位 | グロージャン/ハース | 1’18.454 |
まず最初の話題は、フリー走行2回目の終了間際にガスリーのマシンが激しく燃えた訳ですが、
フリー走行3回目の最初にマシンのモノコック交換を実施しました。
それと、コースリミット(違反時タイム抹消)の条件が若干緩和しました。
190回ぐらいタイム抹消されたケースがあったそう。
多すぎたね(笑)
さて、内容としては、序盤は各チームまったりモード。
メルセデス:ハミルトンは、ソフトタイヤの投入を早々と実施。
セッション途中までTOPタイムを独占。
盤石だね。
逆にボッタスも残り23分ぐらいでTOPタイム更新。
昨日から好調をキープ。
ハミルトンに一矢を報いる事は出来るでしょうか?
追いかけるレッドブルも悪くはなさそう。
アルボンは、フェルスタッペンにちと遅れをとってますが、4番手で頑張ってます!
・・・元レッドブルのアルファタウリ:ガスリーが3番手というのは微妙な話ですが。
フェラーリは、やや上向き傾向。
特にルクレールは、まずまず。
逆にベッテルは、まだまだ抜け出せず的な感じ。
本人曰く、ルクレールとマシンが違うというニュアンスの話をしてたけど、それだけではないと思うのは厳しい意見ですか?
マクラーレンの2人も揃ってTOP10圏内をゲット!
凄く速い印象もないけれども、安定して速さが出てるみたい。
一歩一歩着実に上がって来ている渋さは素敵です!
最後に。
残り1分で赤旗中断&終了。
コースの排水溝(?)の蓋が捲れ上がるアクシデントが発生!
たまに起きる事態ではありますが。
F1マシンのタイヤは、本当にくっつく力が強いよね〜。
このグリップは羨ましい(笑)
さて、この後の予選はどうなるでしょうか?
ポルトガルGP(2020):予選の結果です!
<予選>
順位 | ドライバー/チーム | タイム |
1位 | ハミルトン/メルセデス | 1’16.652 |
2位 | ボッタス/メルセデス | 1’16.754 |
3位 | フェルスタッペン/レッドブル・ホンダ | 1’16.904 |
4位 | ルクレール/フェラーリ | 1’17.090 |
5位 | ペレス/レーシングポイント | 1’17.223 |
6位 | アルボン/レッドブル・ホンダ | 1’17.437 |
7位 | サインツJr./マクラーレン | 1’17.520 |
8位 | ノリス/マクラーレン | 1’17.525 |
9位 | ガスリー/アルファタウリ | 1’17.803 |
10位 | リカルド/ルノー | No Time |
11位 | オコン/ルノー | 1’17.614 |
12位 | ストロール/レーシングポイント | 1’17.626 |
13位 | クビアト/アルファタウリ | 1’17.728 |
14位 | ラッセル/ウィリアムズ | 1’17.788 |
15位 | ベッテル/フェラーリ | 1’17.919 |
16位 | ライコネン/アルファロメオ | 1’18.201 |
17位 | ジョビナッツィ/アルファロメオ | 1’18.323 |
18位 | グロージャン/ハース | 1’18.364 |
19位 | マグヌッセン/ハース | 1’18.508 |
20位 | ラティフィ/ウィリアムズ | 1’18.777 |
ポルトガルGP(2020):決勝の結果です!
<決勝>
雨予報の天気は、降らずにスタートになりましたが、
風が強く、タイヤの温度が上がらず大変な状況!
スタート前の走行で、たくさんのドライバーがタイヤをロックさせてフラッドスポット作ったりして。
メルセデス:ボッタスもその一人。
波乱の予感でしょうか?
それと、3番手のレッドブル・ホンダ:フェルスタッペンがソフトタイヤ。
1・2のメルセデス勢はミディアムタイヤ。
この戦略の違いが何かを引き起こすでしょうか?
さあ、スタートです!!
スタート1コーナーでの波乱はなかったけどその直後。
2番手に上がったフェルスタッペンがボッタスとのバトルで遅れた間隙をつくペレスと接触。
さらに、雨がパラパラと降り始めた影響でハミルトンが失速。
ボッタスが抜いたと思ったら、マクラーレンのサインツが驚異的なペースを披露。
一気にトップに躍り出た!
ノリスも4番手に上がって来て。
マクラーレンのマシンは雨に強いのか?
3周時点で雨は止んだのか?
ハミルトンのペースが復活。
誰もピットインはせず。
・・・すぐ止みました(笑)
アクシデントではない抜きつ抜かれつが久々に見れて興奮するわ〜。
やっぱりレースはこんな感じがイイね!
その後の展開は、通常ペースに戻ったのでジャンプアップ組がズルズルと後退。
トップはボッタス。
2番手ハミルトン、3番手フェルスタッペン、4番手ルクレールと同じに。
この段階での驚きは、フェラーリのペース。
改良パーツがイイ感じなのか?
レースペースが前半戦に比べて圧倒的によくなって来てる!
めっちゃ嬉しい!!
あと、タイヤが全く保たない!
10周過ぎからソフトタイヤ勢が終わった感じ。
スタート時に色々あったから減りが早いんだろうけど、予定より10周以上早く終わってしまった。
ミディアムスタートのハミルトンも16周で左前フロントの感触に不満をレポート。
今回は、タイヤの保ちが勝敗の鍵になりそうだね。
・・・そんな中、ガスリーはソフトタイヤで善戦。タイヤの使い方が本当に上手いな。
20周。
ボッタスのペースがガクンと落ちた所をハミルトンが一気に責め立てて。
抜きどころの1コーナーできっちり仕事を完了。
これが王者たる所以と言える完璧な走りです。
さすがだ!
あと、先ほどの不満レポートは、ハミルトンの得意技=嘘でした(笑)
その後は、特に劇的な変化はなし。
トラブル等なく。
ただ、至る所でバトルがあって、ドライバーの意地のぶつかり合いが見れて、レースとしては楽しめた一戦でした。
特にガスリーとペレスのバトルは、本当に少しの差でぶつからずに済んだけど、めっちゃ緊張した〜。
今年のF1は、TOP以外では意外とバトルが多いと思う。
やっぱりF1はこうでないと。
ちなみに、ポルトガルGP(2020)は、ハミルトンの圧倒的勝利。
2位ボッタスに約25秒差を付けての勝利。
最後のタイヤ交換後の走りは、もう一人別次元でした。
今シーズンの王座獲得もさる事ながら、92勝という前代未聞の勝利数になりました。
歴史が変わった瞬間!
この記録はどこまで伸びるんだろうね。
そして、この記録にチャレンジしてくるドライバーがいつか出てくるんだろうか?
歴史は繰り返される。
またその瞬間に立ち会えたらイイな。